秋田大学医学部附属病院における治験の適正かつ円滑な推進を図り、倫理性、科学性及び信頼性を確保するため、2001年(平成13年)4月に「治験管理センター」が設置されました。治験の事務的管理、医薬品等受託研究審査委員会(治験審査委員会[IRB])の関連事務、治験薬管理、治験コーディネーター(CRC)業務等を行い、本院における治験等を総合的に管理する部門です。
多様かつ複雑化する治験に対応するため2015年(平成27年)4月に「臨床研究支援センター」が新組織として設置されました。センター専任教員を配置し、治験のみならず広く臨床研究支援を推進することを念頭に、企業治験を支援する治験管理部門(旧治験管理センター)と、臨床研究等全般を支援する臨床研究支援部門(新設)が設置されました。
さらに、研究環境の整備や支援体制の充実、ガバナンスを強化することを目的として、2025年(令和7年)4月に臨床研究支援オフィスと改名し、秋田大学全学センターである未来研究統括機構に組み入れられました(組織図)。オフィス専任教員に加えて、臨床研究支援URA(University Research Administrator)が新たに配置されました。この改組および人員配置により研究支援業務がさらに円滑に実施できる体制が整備されました。